法事法要がはじめての方
こんな事、ございませんか?
「法事の準備は大変そう……」
「何から手をつけたら良いかわからない……」
「準備に漏れがないか不安……」
そのような声にお応えするべくご法事の準備がはじめての方へ向けて、また、数年ぶりのご法事で不安な方へ
「法事の贈物 専門店」の法事アドバイザーがスムーズな段取りの手順をご案内致します。
ご準備の進め方
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ご住職へのお声掛け
ご住職のご都合を確認し、読経に来ていただく日時を確定させましょう。
昨今、生活環境の変化から土日に法要を執り行う方が増えている傾向にあります。
土日のご法要をご希望の場合はご住職へ早めの連絡をしましょう。
希望の日時で法事をするためにも、3〜4か月前に連絡しておくと安心です。 -
参列者のリストアップ
参列者のリストアップをしましょう。
この時点で、ある程度の人数を把握しておきましょう。
約10名、約20名、約30名程度で結構です。
ある程度の人数を把握しておくことで、場所を予約する際の目安がわかり
その後の段取りがスムーズになります。 -
場所を決めましょう
場所というのは、読経の場所・会食の場所の二つの場所のことです。
法事では、次のような場所で読経/会食が執り行われます。- 読経
- お寺/自宅/ホテル/料亭/法事専門会館
※料亭やホテルでは、お線香をたくため読経NGの会場もありますので予め確認しましょう。
- 会食
- お寺/自宅/ホテル/料亭/法事専門会館
お寺/自宅では仕出し料理を、その他は各会場のお料理でのご準備となります。
※この時点での料理等のご予約は、10名程度/20名程度といったおおよそ人数で受け付けていただけます。
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案内ハガキを準備
日時/場所が決まったら、案内ハガキのご準備をしましょう。
口頭や電話での連絡は、日時の聞き間違いが起こる可能性があります。
また、参列者側としても改めて日時の確認ができるハガキがあれば安心感があります。案内ハガキでお知らせするのは、下記などになります。
- 誰の何回忌なのか?
- 法事の日時
- 場所
- 会食の有無
- 出欠の確認
案内ハガキの送付の目安、四十九日の場合は2〜3週間前、
その他のご法要の場合は1〜2か月前が目安です。
その後の準備のために、なるべく早めの人数把握が必要なため、
往復ハガキを利用する方も多くいらっしゃいます。
案内ハガキをご準備の際は、返信期限を2週間〜10日前に設定しておくと準備の際スムーズになります。
また、ご住職に会食へ同席いただく場合もありますので
ご住職へのお声かけも忘れずにしておくと安心です。要注意!
案内ハガキで出欠の確認が取れたら・・・
場所を抑えている場合は、ホテルや料亭に正確な人数の連絡を忘れずに入れましょう。 -
料理の準備
- ご自宅/お寺での会食をご予定の場合は、仕出し料理店へ料理の手配をしましょう。
- ホテル/料亭などで会食をご予定の場合は、ホテル/料亭へ料理の手配をしましょう。
どちらも法要会席などの法事専用お料理の準備がある場合もありますので、尋ねてみると安心です。
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返礼品(引出物)の準備
返礼品を一世帯に一つご準備するのが一般的です。
ご夫婦でご参列の場合は、ご夫婦に一つという形になります。
それぞれの返礼品にはのし・お礼状をお付けし、手提げ袋に入れてご準備をしておきます。
*当店では、のし・お礼状・手提げ袋はすべて無料でサービスしております。 -
引菓子の準備
一般的に、法事のお返しには返礼品に引菓子をそえてお返しします。
金額の相場は、¥1,000から¥2,000程度のお品が好まれています。
賞味期限の短い生菓子は避けたほうがいいでしょう。 -
お酒や飲料の準備
ご自宅やお寺でのご法事の場合は、飲料のご準備を忘れずに。
数日前から予め冷やしておくと安心です。 -
最終確認
ここまでで、法事法要のご準備は完了です。
料理/引出物/お菓子の数の変更は、1週間くらいの余裕をもって行いましょう。
前日や前々日での変更では、同じものが揃わないなどのトラブルの元となる可能性があります。
ご法事をお迎えの前に、お墓やお仏壇のメンテナンスも忘れずに行いましょう。
法事法要 当日の流れ
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ご住職の訪問
ご仏前に、ご住職をお招きします。
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施主のはじまりの挨拶
施主により、法要のはじまりの挨拶を行います。
挨拶は、シンプルに行います。- 挨拶例文
- 「本日は、ご多用中のところお集まりいただきましてありがとうございます。
これより〇〇〇(戒名/法名/俗名など)の○○回忌をはじめさせていただきます。
それでは、ご住職よろしくお願い致します。
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読経
読経の際は、一般的に施主はご住職の後ろへ座ります。
また、故人との関係が深い方は、前列へ座ります。 -
お焼香
お焼香は、施主から順に前の席から回していきます。
※読経の後に、ご住職より法話をいただく場合があります。 -
お布施を渡す
一般的には、読経後にお布施をお渡します。
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施主のお礼の挨拶
読経が終わると、ご参列いただいた方々へお礼の挨拶をし、
会食(お斎)がある場合は、会食の案内をします。
この時に、場所と会食の時間を再度案内しておくと安心です。
※お墓参りをはさむこともあります。- 挨拶例文
- 「本日は、ご多用のところ○○の〇回忌にご参列いただき誠にありがとうございました。
生前親しくしていただいた皆様にお参りいただき、故人もさぞ喜んでいることと思います。
これからも変わらぬご支援の程よろしくお願い申し上げます。
ささやかではございますが、これより○○にてお膳の準備をさせていただきましたので、
お時間の許す限りゆっくりおくつろぎ下さいますようお願い申し上げます。
本日は、誠にありがとうござました。」
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お斎(会食)
会食のスタートは、「献杯」もしくは「いただきます」の唱和を行います。
本日のお礼を一言添えたあとに、- 施主 「それでは献杯のご唱和を致します。」
- 施主 「献杯」
- 一同 「献杯」
といった流れとなります。献杯の唱和は、ご住職へ任せてもいいでしょう。
※浄土真宗では「いただきます」の唱和が一般的です。会食の際は、施主がおもてなしをします。
返礼品/引菓子は、一般的に会食の際にお渡しします。
予め座席が決まっている場合は、お渡しする方の席にセッティングしておきます。
結婚式の引き出物をイメージするとわかりやすいかもしれません。 -
解散
お礼を添えて、法事の終了の挨拶をしましょう。
- 挨拶例文
- 「本日はお忙しい中最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
そろそろお時間となりました。
どうか、今後とも変わらぬお付き合いをよろしくお願い致します。」
本日は、誠にありがとうございました。」
返礼品の後返しについて
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法事法要当日に来られなかった方や、後日香典をいただいた方へ、
後日お礼状(お礼の言葉)を添えてそれぞれのお宅へ引出物を郵送します。
当店では、多数の配送先へのご注文も受け付けております。